PsychopyのCorder入門講座
たまには役に立つことを書いてみる。
PsychopyのCoderで実験の作り方というか、ちょっとしたメモ書きです。
私大学院生なので、本職は研究なのです。
基本的なコードは、
①おまじない
②import
③実験条件とか入力するGUI
④刺激提示
⑤反応の保存
⑥終了
というような構成になるかとおもいます。
④と⑤は関数化するとスッキリしますね。
各項目について少し詳しく。
関数の紹介のようなものなので、詳しくは調べてね!
①おまじない
# -*- coding: utf-8 -*-
これです。これをとりあえず先頭に入れましょう。
日本語表示させたいときは必須ですね。
②import
必要なパッケージをimportしましょう。
from やアスタリスクを使用すると後々タイピング量が減って楽になります。
③GUI
MyGui.addField( )で項目を追加していきます。
これがすごい便利。
ちなみに、MyGui.dataで格納されたものを取り出せます楽ちんだね!
④刺激提示
まずはウィンドウを作りましょう。
visual.Window( )でウィンドウができます。
そしたら、visual.TextStim( )や visual.ImageStim( )で刺激提示をしましょう。
気になる方は、event.Mouse(visible=False)でマウスを消せます。
stim.draw( )で描画の準備をして、
win.flip( )で描画します。
core.wait( )を使えば、提示時間の制御ができます。
⑤反応の保存
実験条件に応じて反応を記録するプログラムをかいてください。
データの管理、保存はnumpyよりpandasがいいと思います。
pandasのデータフレーム型にしてdata.to_csv( )かなんかで保存してください。
日本語にする場合はencoding='SHIFT-JIS'とすると日本語でもきちんと保存してくれますよ。
⑥終了処理
core.quit( )でプログラムが終了します。
あらましとしては、こんな感じです。
禁煙と本
禁煙しました。
特に理由はないのですが、ふとやめてみようとおもいました。
きついのは最初だけ。
吸いたい時もあるけれど、最近は慣れて平気になってきました。
煙草をやめると、すごくひまになります。
お風呂あがりとか、お皿を洗ったあととか。
禁煙したての時は喫煙欲求との闘いで余裕がなかったのですが、禁煙に慣れてくるとぽっかりと空いた時間がひまでひまで何しようかと悩みます。
話は変わりますが、私は本が読めませんでした。
文字が読めないということではなく、活字が苦手というか。
要するに活字体力みたいなのがないタイプの人間でした。
読書に対する静止摩擦力も動摩擦力もどちらも高い人間です。
ある日の風呂あがり、手持ち無沙汰にしていると、ふと昔買ったけど読んでいなかった本を思い出しました。
まぁ、暇だし読んでみるかと。
結論から言うと、とても面白かったです。
それ以降、本が読めるようになりました。
それどころか、活字中毒みたいになってます。
毎晩文庫本を1冊読まないと眠れなくなっています。まだ4日目くらいだけど。
いつまで続くのでしょう。
さて、その買ったけど読んでいなかった本、というのは恒川光太郎さんの「夜市」という本でした。
その本に収められている、風の古道という短編の物語。これがとても不思議でふわふわしていて。トトロのような、千と千尋のような。我々の世界とは少しずれた世界に迷い込む、というお話なのですが、それがとても面白かった。語彙力の問題からこれ以上感想は書きませんが。
で、それ以降彼の本をいろいろ読んでいます。
しかし、本には限りがあるもので。
同じ作家さんを追いかけていると、そのうち弾切れを起こします。
僕が読むスピードのほうが、彼が書くスピードよりも速いからです。
なので、恒川光太郎さんのような幻想的で少し不思議な世界を描く作家さん、もしくはプロットの本を探しています。
なにかおすすめがありましたら教えてください。