読書記録
毎夜、本をよんでます。
変わらず恒川光太郎さんにはまっています。
彼の本では、夜市、草祭、私はフーイーがとても良かった。南の子供もいい。
あくまで怪異譚というか、異界譚なので、謎が解けないところがいいですね。
どこまでが夢で、どこまでが現実かぼやけてるのが好きなのかも。
不思議なことがあった。おしまい。
ある種の潔さがとてもすき。
謎が解かれてしまうと、怪異は物理現象になってしまうので、謎は謎のままというふわふわした感じがとてもすき。異界の理は、現世の理とは違うのです。
気分転換に他の作者を読もうと、恩田陸の「麦の海に沈む果実」をよみました。
結末以外は良かったかな。結末はどちらかにして欲しかった。謎のままにするのか、種明かしをするのか。中途半端な気がしたな。
とはいえ、全体的に楽しめました。
読書の記録でした。